 LakshmiとSarasvati Lakshmiの像の多くは、四本の腕を持ち、赤い睡蓮の上に立ち、彼女の左右に立つ 二頭の神象（Gaja）が頭上に聖水を降り注いでいる、という姿で表現されていますが、 このようなLakshmiをGaja Rakshmiと言います。 淡く澄んだ色彩の後光がきれいです。 石版 36.5×26.5cm RAVI VARMA PRESS, MALAVLI..G.I.P. |
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 Lakshmi わずかにカングラ派的でもあり、絵本の挿絵のようでもある、美しい絵です。 金色が多く使われています。 カングラ派細密画の影響が感じられる石版宗教画は意外に少ない。 35×25.5cm 印刷所・出版社不明 |
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 VAGI DHARI サラスヴァティー女神ではないかと思う。 ちょっと見るとデッサンが狂っているような大胆なデフォルメがすばらしい。 畏怖をいだかせる不思議な美しさがある。 石版 37×25cm RAVI-VARMA-PRESS. MALAVLI-LONAVLA. |
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 アンナープルナ女神とシヴァ 石版 37×26cm RAVI VARMA PRESS,MALAVLI, G.I.P. |
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RAVI VARMA PRESS製の石版画には、画面左下の余白部分に「REGISTED No」というものが記されています。 わたしの手元にあるものは、300番代から700番台のものが比較的多く、一桁や二桁のNoがつけられた絵は数枚しか ありません。もっとも番号の下ったものはNo 1041です。当時1000種類以上の石版画が刷られていたのでしょう。 一枚の石版画を製作するのにも何枚もの石版が必要であり、大変な手間がかかることを考えると、印刷所が操業 していた約半世紀気の間に費やされた精神的、物理的エネルギーは気の遠くなるほどのものだったと思います。 ところで、このANDELの石版画はなんと「REGISTED No.1」です。「No.２」は９頁で紹介している SRI MAHA SBURAMANYAMです。 どちらも南インドの神様で、その描写を見ると、ヨーロッパのローカルな絵本挿絵のような妙に西欧的な 部分と、南インド美術の土着的な雰囲気が混在しているように感じられます。描線が固くぎこちないのは、 最初期の作品で、まだ制作に不慣れであったせいではないかとも思われます。どうもRAVI VARMAが描いた ようには見えません。二枚ともサイズが38×27cmと他の石版画（36×25cm）より若干大きく、サイズの 規格が定まる以前のものである可能性も考えられます。 栄えあるRAVI VARMA PRESSにおいて最初に刷られた石版画が南インドの女神だとしたら、これはちょっと 興味深いことです。RAVI VARMAの出身が南インドであることとも関係あると思いますが、この２枚の絵に限らず、 インドの大衆宗教画には南インドで信仰されている神々を描いたものが意外なほどたくさんあります。 ただ、本当にこのSRI ANDALがRAVI VARMA PRESSの第一作なのかどうかはわかりません。第一作が VARMAの作品ではないのはおかしい気もするし、REGSTED Noが刷られた順序や個々の作品と正確に対応 しているものであるかどうかもわかりません。今後の調査、研究が必要でしょう。 石版 38×27cm RAVI-VARMA-PRESS KARLA-LONAVLA 採取地：MADRAS |
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 Anbika女神 神々と人々の敵にうち勝つ闘いの女神。 シヴァ神妃のドゥルガーと同一視されることもあります。 石版 51×37cm RAVI VARMA PRESS |
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 ドゥルガー女神 子どもの絵のような椰子の木や建物の描き方がいい。 特に、このプリミティブな、味わいのあるライオンの顔はすばらしいです。 絵本作家の方が見たら大喜びでしょう。 石版 36×25cm RAVI-VARMA-PRESS. MALAVLI-LONAVLA. |
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 Parvati Devi（パールヴァティー女神） シヴァ神妃。ウマーとも呼ばれます。名前の意味は「山（パルヴァット）の娘」で、 シヴァ神と関係の深いヒマラヤの女神と考えられています。 この作品はめちゃくちゃな配色ですが、そのわりには厳かな雰囲気があります。 個人的には、インドの石造寺院の、しーんと静まりかえった暗い聖室の雰囲気に 通じるものがあるように思います。 石版 36×25cm RAVI-VARMA-PRESS. MALAVLI-LONAVLA. |
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 SRI KANYAKA PARAME SWARI ドゥルガー系の地方の女神のようだ。 女神に連なる聖者、修行者たちが大樹の葉の一枚一枚に 描かれている。 石版 50.5×36cm B.I.PRESS （1940） |