Moissac

フランスで一番美しいロマネスクの回廊がある町

朝8:09ロリアン発の列車に乗り、14:28ボルドー着。夕方6時前にモワサックに着く予定だった。

しかし、ボルドー、アジェン間で列車がロバに衝突、3時間半立ち往生。結局モワサックに着いたのは

夜8時半過ぎだった。

駅を降りると何だかさびれた人気のない住宅街だったが、

少し歩くと運河があり、よく手入れされた可愛らしい家や、立派なお屋敷があった。

街の中心まで行くと、にぎやかなレストランやカフェもあったが、ホテルはフル。重い荷物を持って

歩き回ってもう一つホテルを見つけたが、そこも満員だという。

しかたない。バーでビアを一杯飲んで、駅か教会の門の前で野宿しようと思った。

最後の審判の様子を描いた彫刻のある門の脇の石段に腰かけた。

誰からも見捨てられた人間が一夜を過ごすにはよい場所だと思った。

教会前の広場に面してレストランが数軒あり、12時を過ぎても、1時を過ぎても

にぎやかに飲んだり食べたり話したりしている。よくそんなに話すことがあるもんだ。

門前の石段で夜を明かそうと思ったが、ライトアップの光に誘われたのか、

羽虫がたくさん飛んできた。結局、教会脇の広場のベンチで野宿することにした。

運河沿いの可愛い家

運河沿いのお屋敷。尖った屋根の丸い建物が気になった。

モワサック、サン・ピエール修道院

修道院横の広場で野宿した。

Moissac　フランスで最も美しいロマネスクの回廊だと言われています。

これを見て、野宿した甲斐があったと思いました。

モワサック　

繊細で格調高い柱頭彫刻

建物の重みを支えているのが信じられないほど繊細優美な柱

Moissac　聖エレミア

フランス南西部の町、カオールは濃厚、芳醇な赤ワインの産地として有名です。

美しい石の橋を眺めながら、おいしい赤ワインを楽しみました。

川遊びする人たち。

サン・シル・ラポピー

「歩き方」には、「あまり観光化されていない」などと 書かれていたが、

レストランやブティックが軒を連ね、 観光客でごった返していた。

湘南と表参道を足したような状態。

ただ、朝夕は比較的静かだったし、 景観はさすがに素晴らしかった。

可愛いレストラン

フランス南西部の郷土料理カスレ。白いんげんと肉類の煮込み料理。　

Saint Cirq Lapopie

水辺の並木道

ホテルは、村から2.5Km位離れた何もない山の中の一軒家で、歩くのが大変だった。

一泊45Euro。オーナーは若いオランダ人夫妻。

とても親切で、料理もおいしかったので快適に過ごすことができた。

ケイト・グリーナウェイの絵本に出てきそうな女の子

ドレスが可愛い。

Conques

コンク

サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路上にある、山間の小村

教会入口上のレリーフ

電車やバスを乗り継いでコンクへ行ったのですが、交通の便が非常に悪く

苦労しました。しかし行ってみると、意外な程たくさんの巡礼者で賑わっていました。

ただ、一般の観光地と違って巡礼の村なので、軽薄なお祭り騒ぎはなく、

控えめで落ち着いた感じがよかったです。

コンクでは、一泊5euro（…うろ覚え）の巡礼宿に泊まりました。

コンク

Rodez

フランス南西部（ミディー・ピレネー）からプロヴァンスに移動する途中で立ち寄りました。

教会のマリア様の像が可愛らしくてすてきでした。

Rodezのマリア