antiques5

	１９．YANTRA Rajasthan　２０ｃ　紙 16.6cm×13.5cm 「ヒンドゥー教徒、とくにタントリズムを行ずる人々が瞑想の補助具として用いる象徴的幾何学図形による図像。その図形に意識を集中することにより、心中にそれをありありとイメージし、その意味するところを生き生きとした経験として体験するのである。」（平凡社、「南アジアを知る辞典」より）
	２０．YANTRA Rajasthan　２０ｃ 18.2cm×13.6cm　布このヤントラの中に書かれている文字はドゥルガー女神を意味しているとのこと。わたしは初めてこの種のヤントラを見たとき美しいと感じると同時に、まるで物理的な力が加わったかのように強い力で心が引きつけられる不思議な感覚を体験した。それがこの種のヤントラやTantricArtに興味を持つきっかけだった。ヤントラの形象は心の深い部分に働きかけ精神を変容させたり、非日常的な高次の体験に誘ったりする力を実際に持っているのかもしれない。（これを読んで何のことやら訳がわからないという人もいるでしょう。）
	２１．YANTRA Rajasthan　２０ｃ 16.5cm×15.4cm 目の粗い布の上に描かれている。 Pauｌ　Kｌeeの絵みたいだ。ヤントラは（概念によってではなしに）イメージや象徴によって世界や物事の本質について思索する学問であり、実践であると言うこともできるのではないか。
	２２．YANTRA　（ブータ　ヤントラ） Rajasthan　２０ｃ　紙 15.9cm×12.6cm 三角形のまわりの繊毛のようなものはなにを意味しているのだろうか。ご存じの方がいたら教えてください。個々のヤントラがどこでどんなふうに使われたのかも興味深い。
	２３．YANTRA Rajasthan　20c 16.6cm×13.8cm 人型のヤントラちょっと見た感じではひょうきんで面白いなどと思ってしまう。

２４．YANTRA １９ｃ？ 20.8cm×16.4cm ９８年にジャイプールの私設博物館の館長から購入。彼は見るからに大物（怪物？）と言う感じの人。ヤントラの作家でもあり、海外でも個展を開いている。「シッディ」という言葉の意味を私が知らないと言うと、私の持っていた、シャープペンシルを手に取り、意識を集中させてマントラ（真言、呪文）をとなえた。そして私にペンを嗅いでみなさいという。ペンからは白檀のような香りがたちのぼってきた。シッディとは「超能力」のことであった。このYANTRAはおそらく、種子や胎児のように、母胎の中から発生、成長し、自らのなかにまた種子を持つようになるというようなことを意味しているのではないか。
	25.YANTRA Rajasthan　20c 16.4cm×14cm こちらがあっけにとられるほど単純なかたち。それでいて独特な美しさがある。これは「現代美術」を越えているのではないか。ヤントラの作成にあたっては、ある種の色彩学のようなきまりに則って色彩を使用し、ひとつひとつの色や形が意味をもつものとされているらしい。この画像ではよくわからないが金（色）が使用されている。
	２６．YANTRA Rajasthan　２０ｃ 15.9cm×14.2cm この種のYANTRAは最近ではかなり入手が困難になってきてしまった。最近店で見かけるのは、ほとんどが外国人観光客に売るために作った新しいヤントラで、色彩が人工的でけばけばしく、品がない。このヤントラはそんなに古い物ではないし一見地味で粗末な作りだが、土産用のまがい物にはない力が感じられる。
		２７．YANTRA Rajasthan
	２８．原初の光明 Rajasthan　２０ｃ　紙 23.8cm×13.8cm アメリカのPsychedericRockBand、１３ｔｈFloorElevatorsのアルバムジャケットのデザインにこれとほぼ同じものが使用されている。サイケファンとしてはこれは見つけたら買うしかありません。 ’９８年、Udaipur、CityPalace前の通りの骨董屋で購入。

	１９．YANTRA Rajasthan　２０ｃ　紙 16.6cm×13.5cm 「ヒンドゥー教徒、とくにタントリズムを行ずる人々が瞑想の補助具として用いる象徴的幾何学図形による図像。その図形に意識を集中することにより、心中にそれをありありとイメージし、その意味するところを生き生きとした経験として体験するのである。」（平凡社、「南アジアを知る辞典」より）
	２０．YANTRA Rajasthan　２０ｃ 18.2cm×13.6cm　布このヤントラの中に書かれている文字はドゥルガー女神を意味しているとのこと。わたしは初めてこの種のヤントラを見たとき美しいと感じると同時に、まるで物理的な力が加わったかのように強い力で心が引きつけられる不思議な感覚を体験した。それがこの種のヤントラやTantricArtに興味を持つきっかけだった。ヤントラの形象は心の深い部分に働きかけ精神を変容させたり、非日常的な高次の体験に誘ったりする力を実際に持っているのかもしれない。（これを読んで何のことやら訳がわからないという人もいるでしょう。）
	２１．YANTRA Rajasthan　２０ｃ 16.5cm×15.4cm 目の粗い布の上に描かれている。 Pauｌ　Kｌeeの絵みたいだ。ヤントラは（概念によってではなしに）イメージや象徴によって世界や物事の本質について思索する学問であり、実践であると言うこともできるのではないか。
	２２．YANTRA　（ブータ　ヤントラ） Rajasthan　２０ｃ　紙 15.9cm×12.6cm 三角形のまわりの繊毛のようなものはなにを意味しているのだろうか。ご存じの方がいたら教えてください。個々のヤントラがどこでどんなふうに使われたのかも興味深い。
	２３．YANTRA Rajasthan　20c 16.6cm×13.8cm 人型のヤントラちょっと見た感じではひょうきんで面白いなどと思ってしまう。

２４．YANTRA １９ｃ？ 20.8cm×16.4cm ９８年にジャイプールの私設博物館の館長から購入。彼は見るからに大物（怪物？）と言う感じの人。ヤントラの作家でもあり、海外でも個展を開いている。「シッディ」という言葉の意味を私が知らないと言うと、私の持っていた、シャープペンシルを手に取り、意識を集中させてマントラ（真言、呪文）をとなえた。そして私にペンを嗅いでみなさいという。ペンからは白檀のような香りがたちのぼってきた。シッディとは「超能力」のことであった。このYANTRAはおそらく、種子や胎児のように、母胎の中から発生、成長し、自らのなかにまた種子を持つようになるというようなことを意味しているのではないか。
	25.YANTRA Rajasthan　20c 16.4cm×14cm こちらがあっけにとられるほど単純なかたち。それでいて独特な美しさがある。これは「現代美術」を越えているのではないか。ヤントラの作成にあたっては、ある種の色彩学のようなきまりに則って色彩を使用し、ひとつひとつの色や形が意味をもつものとされているらしい。この画像ではよくわからないが金（色）が使用されている。
	２６．YANTRA Rajasthan　２０ｃ 15.9cm×14.2cm この種のYANTRAは最近ではかなり入手が困難になってきてしまった。最近店で見かけるのは、ほとんどが外国人観光客に売るために作った新しいヤントラで、色彩が人工的でけばけばしく、品がない。このヤントラはそんなに古い物ではないし一見地味で粗末な作りだが、土産用のまがい物にはない力が感じられる。
		２７．YANTRA Rajasthan
	２８．原初の光明 Rajasthan　２０ｃ　紙 23.8cm×13.8cm アメリカのPsychedericRockBand、１３ｔｈFloorElevatorsのアルバムジャケットのデザインにこれとほぼ同じものが使用されている。サイケファンとしてはこれは見つけたら買うしかありません。 ’９８年、Udaipur、CityPalace前の通りの骨董屋で購入。